愛知県在住のそこらへんにいるうだつのあがらないサラリーマン「のりを」です!
1号物件(戸建)の入居者が決まり、現在、次の一手を模索中です。
愛別離苦
今日は職場関係の方の葬儀に参列してきました。
以前、少しお世話になっていた方でした。
あまりに突然だったので、未だに実感がわいていません。
色んな感情が渦巻き、ただただ悲しかったです。
それと同時に、自分の人生について改めて考え直させられた大切な時間となりました。
「人は生まれ、苦しみ、そして死ぬ。」
サマセット・モームの「人間の絆(Of Human Bondage)」の一説。
東方のある王さまが、人間の歴史を知ろうとして、学者に命じて本を集めさせますと、それは五百巻になりました。ところが王さまは国事に忙しくて、とても五百巻も本を読むわけにはいきません。もっと要約するように命じます。
そこで学者は二十年かけて五百巻の本を五十巻に要約して、王のもとに持参しました。しかし、王さまはすでに年をとってしまいました。とても五十巻も読めません。再び学者に要約するように命じました。
学者はまた二十年かけて、わずか一巻に要約して持参しました。ところが、王はすでに、横たわってまさに死に就こうとしていました。
結局学者は、人間の歴史をわずか一行にして、死に逝かんとする王の耳元でささやきました。
「人は、生まれ、苦しみ、そして死ぬ。それが、人間の歴史でございます」
どんな時代でも、どんなにお金があってもなくても、地位が違っても、人間の本質というものは同じです。それは、「人は、生まれ、苦しみ、そして死ぬ」ということなのです。
人生は死ぬまでの暇つぶし。
人生に意味などない。
私はこの考えがとても好きで、意味がないからこそ精いっぱい楽しんでみたいと思っています。
自分の人生を生きる。
お坊さんの法話が、とても心に響きました。
「人は、生まれ、苦しみ、そして死ぬ。人は、生きている限り色々な苦しみがあり、そして必ず死を迎えます。愛別離苦(八苦の一つ)という言葉がありますが、親しい人、愛する人とも、いつか必ず別れが来ます。日々の忙しさで、様々なことでもがき苦しみ、つい忘れてしまってしまっているような今の世の中ではございますが、死は一つの紛れもない一つの真実です。普段忘れがちな真実と向きあうこの時間を大切にしてください。」
色々なことを教えていただいた、とても大切な時間でした。
ありがとうございました。
お返しできることは、ただ一生懸命生ききること。
大切な人に、ちゃんと大切だって言わなければ。
ただただ自分の雑感を書き連ねた、自己満ブログですみませんwww(イツモソウダロ)
それでは、また!